ブランドの選び方

■ ブランドによる違いが小さい製品

ビタミンやミネラルなど、化学構造がはっきりしているものは、ブランドによる違いは、さほど大きくありません。
これらの原料の工業的な製造方法は確立しており、純度の高い原料(ほぼ100%)が、比較的安く、容易に手に入ります。したがって、ブランド間で原料の差はほとんどありません。飲んだ場合の効果にも、ほとんど差はないと思われます。

ブランドにより違うのは、製品の細部の微妙な違い(ラベルのデザイン、容器の形状や材質、未開封シールのしかた)や、小さな不具合(ラベルが傾いている、賞味期限の印字がかすれている、カラのカプセルがある、など)の発生頻度や、苦情や質問への対応のしかた、などです。

こういうことをどれほど気にするかにより、価格と考えあわせ、どのブランドを選ぶか判断されたらいいと思います。なおメラトニン、DHEA、L-アルギニン、イノシトールなども、このカテゴリーに入ります。

 

■ ブランドによる違いが大きい製品

ブランドを選んだほうがいいのは、植物エキスのような場合です。
植物エキスは、イチョウ葉のギンコライド、ウコンのクルクミンのように、1つの成分名が活性成分として有名になる場合があります。しかし実は、無数にある構造の似た成分も同じほど重要であり、本当の効果はそれらの相乗作用による場合が多いです。

植物エキスでは、原料に使う植物の産地や季節により、また製造方法により、最終的に得られるエキスの質はまったく違ったものになります。代表的な成分の含有率が違うばかりでなく、その他の成分はどれほど違うか、まったくわかりません。なので、ブランドによる違いは大きく、どんな原料を使っているか、しっかり確認すべきです。レスベラトロールやクルクミンはこのカテゴリーに入ります。

なおピクノジェノールとDIM(ジインドリルメタン)は、植物エキスですが、それぞれある会社の特許成分です。したがって、これらの名前を名乗っている商品は、どこのブランドであれ、同じ会社の同じ原料を用いています。つまりピクノジェノールとDIMは、前項の「ブランドによる違いが小さい」ほうに近いです。