メラトニン

メラトニンについての「使用上の注意」と「医学文献の要約」です。下記からご覧ください。

【 使用上の注意 】  

文献4)メラトニンとイノシトールの併用は妊娠アウトカム(成果)を改善する

卵母細胞の質が低く妊娠に失敗した46例の女性に、メラトニン3mg/日とイノシトール4g/日を3ヶ月投与した。投与後のIVF(体外受精)周期では成熟卵母細胞数、受精率、総移植胚数、良質移植胚数が有意に改善し、13例が妊娠した。 

文献3)メラトニンはIVF(体外受精)を受ける女性の卵母細胞と胚の質を改善した

IVF-ET(体外受精・胚移植)を受ける女性を2群に分け、1群にはGnRH開始日からメラトニン3mgを投与し、非投与群と比較した。メラトニン投与群は成熟卵母細胞率、グレード1の胚の数と率が有意に高く、臨床妊娠率も高い傾向にあった。 

文献2)メラトニンはIVF(体外受精)を受ける睡眠障害患者の卵と胚の質を改善した

睡眠障害でIVF-ET(体外受精・胚移植)を受ける女性を2群に分け、1群にはメラトニン3mgを生理の3−5日目からhCG刺激の日まで投与し、非投与群と比較した。メラトニン投与群は卵母細胞と胚の質が改善した。しかし睡眠状況の改善は有意差に至らなかった。 

文献1)メラトニンは受精率の低い女性の受精率と胚の質を改善する

卵母細胞と胚の質が低く受精率の低かった97例に、2週間以上メラトニン3mg/日を投与し、メラトニンを投与しなかった前周期とIVFアウトカム(体外受精の成果)を比較した。メラトニン投与周期では受精率と良質な胚の率が有意に高まり、第1周期で受精率の低かった患者群に限ると、その効果がさらに顕著だった。